2014年2月1日土曜日

伊予の宇和島伊達舞台(市川猿之助宇和島歌舞伎)

 今回で3回目となる宇和島・小江戸フェステイバル「宇和島伊達舞台」(主催・四国の小江戸~宇和島文化発信プロジェクト実行委員会)が1月31日(金)、2月1日(土)の2日間にわたって開催されました。

平成23年度より始まった「四国の小江戸~宇和島文化発信プロジェクト」では、当時まだ市川亀次郎であった4代目市川猿之助さんを迎えての歌舞伎舞踊公演を核にしつつ、一方で宇和島圏域の文化資源の活性化と、掘り起こしを目論み、地域に根ざした活動を続けてきました。今回の舞台では、歌舞伎公演に加えて、郷土宇和島の諸団体による郷土芸能も披露されました。

主催・四国の小江戸~宇和島文化発信プロジェクト実行委員会
 (当日のプログラムから)

第1部
1.郷土芸能披露
    佐伯町の獅子舞(佐伯町獅子舞保存会の皆さん)
    宇和島さんさ(宇和島さんさを楽しむ会・藤間流ひな弥会・四国民舞輪の会の皆さん)
    八ツ鹿踊り(八ツ鹿保存会の皆さん)
    鹿の子(立間鹿の子保存会の皆さん)
2.市川猿之助トークショー
3.素踊り 「助六」 市川猿之助

第2部
4. 見どころガイド 木村宗慎
5. 歌舞伎舞踊 「女伊達」 市川猿之助
 

ここでは、2月1日(土)に行われた、商店街の「お練り」について紹介します。


商店街入り口で、市川猿之助さんの到着を待つ大勢の人々。


                      華やかな着物姿の女性が目立ちました。


 
おそろいの法被でお練りを盛り上げる実行委員の皆さん。


                                    花吹雪が舞う中、人力車で進みます。
















              「おもだかや~、にっぽんいち~」のかけ声もとんでいました。




                  南予文化会館前でお礼のご挨拶。この後は
                  宇和島城・城山でのイベントが控えています。

1月31日の夜の会を鑑賞しましたが、見応えのある公演でした。市川猿之助さんと囃子方の田中傳次郎さんのトークショーではユーモア溢れるお話が聞けました。猿之助さんのご指摘の通り、翌日のお練りでは「どこにこれだけ人がいたのかな?」と思うくらい、普段は人通りが少ない商店街が人々の熱気であふれかえっていました。ぜひ今回の公演をひとつのステップとして、来る2015年の「宇和島伊達400年祭」に繋げていきたいものです。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

すばらしい内容で、今年も本当に大満足でした。来年もぜひぜひ観たいです。
ただ、せっかくすばらしい内容なのに、宣伝不足・遅さに、「知っていれば参加したのに、知らなくて行けなかった」という方がたくさんおられたようです
宇和島にたくさん人が来てくださる貴重な機会を、ぜひぜひ盛大に情報発信してくださいますよう期待しています