2013年5月2日木曜日

「伊達なまち歩き ぶらり宇和島」 に参加しました。(報告その1)

 4月28日に実施された「伊達なまち歩き ぶらり宇和島」に参加しました。当日は好天に恵まれ、絶好のウオーキングびより。大型連休二日目とあって、400人近い参加者がありました。昨年から実施されているそうですが、宇和島のことが勉強できました。



(主催)宇和島市・ぶらり宇和島実行委員会  (運営協力)宇和島ケーブルテレビ  FMがいや
(協力)宇和島商工会議所 ・ 市民ボランテイアグループ


 きさいや広場で出発式が行われました。石橋市長のあいさつに続き、宇和島伊達家御当主によるエールを合図に、午前10時A~Hグループ8組に分かれてスタート。「ゆっくり歩いて宇和島通」を合い言葉に、市内の名所・旧跡6カ所を巡りました。

このブログでも以前お知らせしたとおり、当博物館前館長による案内で、FMがいやによるラジオ実況中継も行われました。

おなじみのモーニ君も参加していました。


① まず始めに、宇和島駅前にある大和田建樹の詩碑を訪ねました。「汽笛一声新橋を はや我が汽車は離れたり・・・」で知られる鉄道唱歌の作詞者です。歌詞は334番まであるとか・・・
  彼は、宇和島市丸之内出身で明治の文学者として多くの業績を残しました。






 
② 幕末の蘭学者 高野長英の隠れ家跡地を訪ねました。宇和島伊達家8代藩主宗城が、医者で蘭学者の高野長英を家老別邸で密かに匿ったそうです。幕末四賢侯の一人である宗城の進取の気性が窺えます。





③ 穂積橋(ほづみばし)を訪ねました。日本初の法学者、穂積陳重が「銅像となって仰がれるよりも、橋となって多くの人にふまれたい」と言ったことにより名が付けられた橋として宇和島人にとってはおなじみです。
 「うーん。やっぱ、偉い人は言いなはることがちがわい。・・・」 改めて素直な感想を持ちました。


ガイドさんの説明も熱が入っていました。


 
 きさいやロード(アーケード商店街)では、市民ボランテイアの皆さんや商工会議所の方々による飲み物の差し入れや、太鼓演奏などで疲れを癒やすことができました。多くの皆さんの善意で、このイベントが成り立っていることを感じました。   
             
龍神太鼓の迫力ある演奏に感動しました。