2012年11月22日木曜日

陽明文庫

伊達博物館協議会委員である茶人木村宗慎先生のお招きでお茶会に参加した。
日本の歴史を中心とした博物館では茶道・香道は切っても切れないものである。
それと今回のお茶会が陽明文庫であることにも興味をひかれた。

陽明文庫

 公家の名門で「五摂家」の筆頭である近衛家伝来の古文書(こもんじょ)、典籍、記録、日記、書状、古美術品など約20万点に及ぶ史料を保管している。昭和13年(1938年)、当時の近衛家の当主で内閣総理大臣であった近衛文麿が京都市街地の北西、仁和寺の近くの現在地に設立した。近衛家の遠祖にあたる藤原道長(966 - 1028)の自筆日記『御堂関白記』から、20世紀の近衛文麿の関係資料まで、1,000年以上にわたる歴史資料を収蔵し、研究者に閲覧の便を図るとともに、影印本の刊行などの事業を行っている。                          ウキペディアより

第25回 秋菊忌茶会

會記
 

於 陽明文庫

                                   展   観  陽明文庫    
                                   列品解説  名和 修 陽明文庫長
                                   茶   席  陽明文庫 虎山荘
                                   濃 茶 席 芳心會 木村宗慎
                                   薄 茶 席 幽水会 堀江宗篷
                                   点   心 松花堂弁当

受付



陽明文庫より虎山荘を望む


陽明文庫

詳しくは書かないが、各茶席には陽明文庫の国宝、重要文化財が展示してあった。
勿論、お茶道具も素晴らしいものだった。
当然のことながら、撮影禁止で想像して頂くしかない。

文庫長さんの面白く、丁寧な解説が素晴らしかった。
展示してあるものは何気ないが、国宝、重文類である。
厳粛な茶席、陽明文庫の古文書類を堪能した秋の一日だった。


茶席