2012年6月30日土曜日

藤棚倒壊

伊達家と藤

伊達家の成り立ちはそもそも藤原の出
伊達朝宗を祖とする
藤原の姓にちなみ、宇和島藩伊達家は藤の花を大事にしている
この偕楽園も天赦園と同様に大事に育てている
その藤棚が大雨と藤の重さで28日倒壊した
お客さんなどに怪我がなく一安心
しかし、いやし博もあり、夏場の涼を求める意味でも早期修復をしたい


2012年6月27日水曜日

出前授業

宇和島歴史文化研究会の赤松副会長さんのご挨拶

この事業は宇和島歴史文化研究会の援助を受け、平成20年より開設している
のべ授業を受けた児童生徒の数は1,000人に達する

 

2012年6月21日木曜日

宇和島紀行その2

デジイチで動画を撮るカメラマン
これが南海放送の「宇和島紀行」の番組になる
日本でも珍しいカメラマンさんです


2012年6月16日土曜日

「意匠にみる勇と優美展」のための展示替え

展示替えは収納から

今まで展示していたものを収蔵庫に片付ける作業から始まる
道具類の移動は手箱によって行われる
扱いは難しく、手袋をしなければならないものとか、手袋をしてはいけないものなどに分けている

甲冑の展示


2012年6月5日火曜日

日本一

宇和島市立伊達博物館は全国でも珍しい館の運営である。建物、予算等は宇和島市が負担しているが、展示物のほとんどが、公益財団法人宇和島伊達文化保存会のもの。展示物については借用書は展示の度、勿論提出し、検品作業など経て展示、そして収納するが、無償である。これは行政と財団との深い信頼関係がなければ運営できない。
さて、この展示をする中でお客さんに誤解を生じていることが何点かある。

1 何時も同じ展示で面白くない。

これは明らかな間違いで、年間5回の展示替えを行っている。そのたびに出すものはテーマによって違う。開館以来初めて出すものもある。全て見ようと思ったら少なくとも10年は通わなくては見ることはできない。

2 国の重要文化財の太閤画像は何時も展示されていると勘違いされている方が多い。重要文化財の展示は規制がある。年間60日以内、傷みの激しいものについては30日を限度とし、場所は2カ所以内。

3 暗い博物館

これも文化庁の指導により、展示物ににより照度を変えねばならない。展示品の時代にもよるし、種類にもよるが、照度計で計測し、できる限りお客さんに満足がいくような照度で展示している。

4 本物

展示されているものにレプリカはない。全て時代を経た本物である。保存状態が良いのであまりのきれいさにどこで作ったのですかなどという質問もあるが、現在の技術では制作不可能なものも多いと聞いている。

このような展示の中で紹介したいことがある。公益財団法人伊達文化保存会の展示物の中に5つの日本一のものがあるということ。しかし、いつも見ることができるわけではない。