2012年4月29日日曜日

坂の上の雲ミュージアム開館5周年記念講演会

坂の上の雲ミュージアム正面玄関

坂の上の雲ミュージアム公式HP http://www.sakanouenokumomuseum.jp/

地下1階、地上4階建てのミュージアムは、建築家・安藤忠雄氏による設計のもと、平成16年12月22日着工、平成18年11月30日に竣工しました。松山城周辺の歴史や文化を意識して考えられた建物は、周囲の自然環境に配慮した外観と安藤氏がイメージする『坂の上の雲』を表現した空間となっています。



松山市の坂の上の雲ミュージアムが開館五周年を迎え、その記念イベントにパネラーとして招かれた。基調講演は兵庫県立美術館蓑豊館長。野志克仁松山市長、坂の上の雲ミュージアム松原正毅館長の挨拶の後、講演に移った。プレゼンテーションを駆使し、世界の博物館、美術館の紹介の中で集客力、地域力を向上させている実践例を取り上げられ、日本の美術館の現在と今後の課題を浮かび上がらせる内容で、抽象的でなく、非常に具体的で実現可能なお話しであった。

蓑 豊 兵庫県立美術館館長


その後、パネリストによるディスカッションが行われた。コーディネータは坂の上の雲ミュージアムの松原館長がされ、パネラーは「兵庫県立美術館」蓑館長、「大和ミュージアム」の戸高館長、「愛媛県総合科学博物館」の近藤館長、そして「宇和島市立伊達博物館」のわたし本田であった。

どこの館も年間数十万人から百万人を超える有名な館で、小さな町の小さな博物館としては身の細る思いだった。何とか大役を終え、帰途についた。宇和島では「南予いやし博2012」のイベントが目白押し・・・この出席も前代未聞の忙しさの中で、館員の顰蹙をかいながら参加させて頂いたが、有益な会の内容を報告できることは幸せである。お声をかけて頂いた松原館長さん、この講演会を競ってして頂いた方々に深くお礼申し上げます。

4月28日(金)愛媛新聞の折り込み

にゃんよの衣装は、りりしい秀宗の甲冑姿



2 件のコメント:

ミュージアムハンター さんのコメント...

お疲れ様でした。
別の会がありまして、拝聴することができず残念でした。

記録集?はでないのですか?

伊達者   さんのコメント...

ミュージアムハンター 様
坂の上の雲ミュージアムの紀要に出るかも分かりませんが、どうするのか不明です。何しろ行き当たりばったりの話でしたから、今考えると恥ずかしい限りです。
具体策などいろいろと勉強させて頂きました。